非常食と保存携行食

元々の非常食・保存携行食としての糒(ほしい)は、現代風に言うならレーションのような、軍事用の携帯食(兵糧)などで戦国時代などに盛んに利用されていた。忍者などの携帯食にも利用されており、他からの援助が得られない場合などに、水とともに口にして飢えをしのぐために利用されたと伝えられている。

現代のアルファ化米では、上に挙げた食材としての利用の他に、災害発生時に備えるための非常食としての商品が流通している。

また自衛隊などでも野外での補給用食料に米飯関係を充実させるために、アルファ化米を取り入れる傾向も見られる。

災害はいつ発生するかわからず、これに備えて保存性に優れた食品が求められるほか、大規模な災害時にはライフライン崩壊など社会整備基盤の水準が急激に低下し、家庭ではコンロや上水道といった、普段何気なく利用している調理用の設備が利用できなくなることも予測されるため、それらの食品には、より簡便に調理して口に出来る物が望ましい。
update:2010年01月28日